続・父のひとりごと
自閉症児りょうまの父が語る、福祉関連中心のちょっとだけ真面目な「ひとりごと」
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【第531号】大震災自閉っこ家族のサバイバル
本のご紹介No.27  
大震災自閉っこ家族のサバイバル


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【著 者】 高橋みかわ 編著
【出版社】 ぶどう社
【定 価】 1680円(税込)
【初 版】 2011年7月20日
【その他】
 
この本を読んで感じたこと 

3月11日。
あの日、被災地の真っ只中にいた自閉症児者ご本人そしてご家族の方たちはどうしていたのだろう。
仙台のきらママさんこと高橋みかわさんは、当ブログでも以前ご紹介しましたとおり、震災後のご家族の姿、そして友人たちの姿もブログで発信されていました。
その姿に、時にこちらの方が勇気づけられ、またなかなか知ることができない被災地での現状を知ることもできました。
同じ日本国内で、現実に今起きていること。みかわさんのブログにお邪魔するたびに、この今起きていることを風化させてはいけないと感じていました。
そして、震災後4カ月という異例の速さで、ぶどう社さんからこの「大震災 自閉っこ家族のサバイバル」という本が、みかわさんの編著で出され、早速購入。読ませていただいた次第です。

本の中には、大震災に遭った、自閉症児者の親御さん、支援学校の先生方が、どのように震災後の時間を過ごされたのか、また自閉症児者の当事者でもある彼らは、電気も水道も使えないいつもとは違う環境でどのように過ごしたのか、その体験談がギュッと詰まっています。
そして、大震災の中で、家族の絆、友人とのつながり、人々の温かさが伝わって来ます。

キラくんをはじめ、この本に出てくるいわゆる自閉っこたちが、自分たちなりにいつもの生活とは違うことをたぶん理解して落ち着いていたこと。そして、自閉っこたちが逞しいくらい『生きる力』を発揮していたこと。この事にも驚かされました。
体験談では、読んでいて何度も胸が詰まりそうになる箇所もたくさん出てきました。
関東に住んでいる私も、規模は違えどあの震災の時間を経験しているので、まるで目に見えるよう体験談がスッと入って来てます。
そして、みかわさんも書かれていますが、「ママたちは我が子のプロ」という言葉にうなずいています。

また、巻末に「もしもの時のための準備」という付録のページがあり、大変参考になります。
これを参考に、家庭で準備しておきたいと思います。

この本の印税や収益の一部は義捐金として寄付されるとのこと。
ぜひ皆さんもお手に取られてはいかがでしょうか。


大震災の記憶。
記録を取ること、体験談を伝えることの大切さを感じる1冊です。


                                            2011.7.29  りょうまの父 



なお、さらに詳しく知りたい方はぶどう社のHPをご覧くださいね。

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