続・父のひとりごと
自閉症児りょうまの父が語る、福祉関連中心のちょっとだけ真面目な「ひとりごと」
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【第331号】父親たちが立ち上げた農園
元気日記468号でも書きましたが、

6月20日の日曜日に、自閉症、発達障がいの子どもを持つ父親たちが立ち上げた農園「いざえもん農園」の収穫祭にご招待を受け、息子のりょうまとともに行ってまいりました。

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私はこの活動の中心となる父親とは以前から交流があり、ここ数年で栃木のココファームさんや、三浦の山村農園さんなどの見学にも同行させて頂いておりました。まだその頃は構想段階という感じだったことを思い出します。

ところが、ここからがこの方々の凄いところです。
実際に2009年に横浜市戸塚区・泉区の自閉症、発達障がいの子どもを持つ父親たち(19家族)が中心となりこの農園を立ち上げたとのこと。このような構想までをする人たちはたぶん世の中にたくさんいると思いますが、しっかりとそれを実行してしまうところ。それもたった一年ほどでです。

まさに有言実行。ここがこの父親たちの凄さ。

また、次のような目的を掲げておられます。

(1)母親のレスパイト ? 母親の息抜きの為に
(2)父親の子供との関わり方 ? 母親の子供への関わり方のようにうまく関わる事が出来ない
農業という父親に適したテーマを通して子供との密接な関係の構築を目指す
(3)母親同士父親同士の情報交換の場 ? 学齢期は同じ立場の者同士の情報交換の機会が少なくなる
(4)重度な子供達は休日などに出掛けられる場所が無い。? パニックなどで公衆の場には出難い現実
(5)中度・軽度な子供達はゲームやテレビなどで家にこもりがちな環境から太陽のもと社会的な環境へ楽しく通える場所づくり、農業生産性よりも過ごしやすい環境整備
(6)能力開発 ? 初めは半分に切ったジャガイモに一握りの土を掛ける程度から、草1本を抜く程度から長い時間を掛けて少しずつ作業を身に付け、作物が育ち子供達が自ら収穫し、自宅で調理し食べる事で、労働の理解とコミュニケーションや体力作りや成果への喜びなど人の生きる基本的な能力、また豊かな人生を過ごす為の糧となる能力を父親の手で子供達に遺すことを目指す


私としては、このような活動をする父親たちを、これからも応援したいですね。

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いざえもん農園のHPはこちらです⇒http://www.geocities.jp/izaemon_farm/

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【第330号】命の重さ
6月19日土曜日。お昼過ぎ。

いつものように、りょうまと車で移動していた。

新横浜駅前で赤信号にて停車中。

片側3車線の有る道路。反対車線の上空から何かが落下した。


ん?

歩道橋の上から何かが落下したのだ。

道路上に横たわる人。全く動かない。

年配の女性っぽい。

倒れている姿に誰も気づかない。ちょうど死角になっている。


心臓の脈拍が速くなる中、すぐに路肩に車を止め、携帯から110番をした。

ようやく、1・2分後に反対車線の歩行者が気付く。徐々に人だかり。

その後、警察官が数名到着。7・8分後救急車。

落ちた人は、全く動かない。


乗り越えなくては落ちない構造の歩道橋。恐らく、自ら乗り越えて、落ちたのだろう。

あの人の人生に、一体何があったのだろう。

毎日のようにある電車での人身事故。日本での自殺者は3万人を超えている。




私は、救急車で運ばれる姿を確認し、再び笑顔のりょうまを後ろの座席に乗せた車を走らせた。




「何があってもこの命を無駄にはしないぞ」と胸に誓いながら。

【第329号】親の病気:悩み多いシングル介護 遠のく結婚、増える離職
6月14日の朝日新聞に、

「親の病気:悩み多いシングル介護 遠のく結婚、増える離職」のタイトルで記事が掲載されていた。

晩婚化や高齢化が進み、結婚前に親の介護に直面するシングルの人たちが出てきています。仕事との両立や結婚をどうするかなど、相談相手も少ない中、悩みは尽きないようです。

http://doraku.asahi.com/jinsei/100614.html?ref=comtop

その記事の中に、障害のある今日だがいる人たちの状況も一部掲載されていた。(以下、一部引用抜粋)

障害のあるきょうだいがいる人たちでつくる「全国障害者とともに歩む兄弟姉妹の会」(略称・全国きょうだいの会)の田部井恒雄会長は「結婚や就職で家を出ることは、家族を捨てることではない。でも、幼い頃からきょうだいのために様々な我慢をしてきた経験から、『自分も幸せになっていいんだ』と思えない人が少なくない」と語る。

同会の会員で、昨年結婚した都内の団体職員の女性(31)は、知的障害のある姉がいる。学生時代から親亡き後は姉を養うのだと覚悟し、一生続けられる仕事を考えた。結婚はしないだろうと思っていた。

20代後半になり、ある勉強会で知り合った1歳上の男性とつきあい始めた。姉がいるとは伝えたが、姉の話をしないのを不思議がられ、思い切って打ち明けると、すんなり受け止めてくれた。彼の両親も「お姉さんの障害を、なぜ気にするの?」と言ってくれた。

同じ頃、新聞できょうだいの会を知った。先輩の会員から、姉が結婚式に参加する際、行政の付き添いサポートを利用できることなどを教えてもらった。

「夫や会の仲間など、相談相手がいるのは心強い。感謝しながら、家庭を築いていきたい」と女性は語る。


「全国障害者とともに歩む兄弟姉妹の会」の田部井さんとは有難いことに様々なお話しをする機会が多い環境にある。
きょうだいの問題は、ある意味親子以上に複雑なものを抱えているのかもしれません。


【第328号】新たな試練
昨日、りょうまの祖母(私の母)が、自宅の階段を踏み外し階段から数段滑り落ちる事故が起きた。

幸いにも、骨折等の大事に至らず済んだ。本当に良かった。

しかし、明らかに「次にはこれでは済まない」という警告である。

ご存知のように、祖母は足腰の調子が悪い。このところその痛みがいつも以上に顕著になりつつあった。

杖をつきながらの階段は、たとえ本人が大丈夫だと主張しようと、説得すべきであったと反省している。

そんな訳で、私の方は急きょ職場の休暇を2日間もらい、祖母の生活の危険な部分を改善すべく、家の中での引越し作業。と言っても、動くのは当然私一人のみ。一人で1階と2階の荷物等の移動で何十往復しただろう。
2日目の夜、ようやく何とかそのかたちを整えた状況になった。

ようやく落ち着き始めるかなと思っていたところに、新たな試練の出現。

でも、どんな試練が来ようと、必ず乗り越えて行こう。

さすがに筋肉痛がひどい。でもこんな痛みは祖母の痛みに比べれば痒みのようなものだろう。


さて、湿布を貼って寝るか!


【第327号】何かが少しでも伝われば
6月12日(土)。

社会福祉士の方々の前で、「自閉症児の父親として私にできること」の題目でお話をする時間を頂きました。

福祉のプロであっても、その分野が違うだけで、意外に自閉症のことを知らない方もいることをいつも感じていました。
また、医師、教育、報道、学者、代議士など、いわゆる社会的にも多くの影響を与える方々の中でも、誤った認識の方もかなり多い現実に、直面することがあります。
社会的影響力の有る方々が誤った認識でいることは、更にその誤りを広めてしまう可能性を秘めています。
そんなことから、私のような者でも、少しはお役にたてればと思い、今回の講師を引き受けた次第です。

もちろん私は自閉症児の親ですので、その観点からの話しでしかありませんが、ハートの部分に関しては専門家の方に無いものをお伝えできたのではないかと思っております。

これで2010年前半(半年)続いた、イベント司会、原稿執筆、2回の講演会等々、ようやくひと段落します。


これからは、りょうまと過ごす大切な時間の確保ができそうです。


【第326号】光とともに・・・15巻。
光とともに・・・15巻(最終巻?)が本屋さんに並んでいます。

昨日購入しました。

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戸部けいこさん、あらためてありがとうございました。

まだ読んでいませんが、ゆっくりと読ませていただきます。

【第325号】きり番さん52万番さん、UPしました!
お待たせいたしました!


HP『そよ風の手紙』、「きり番さんの贈り物」52万番さんを、今朝UPしました。


ぜひお訪ねくださいね。


こちらです⇒http://www.cam.hi-ho.ne.jp/shimbo/kiriban52.htm

【第324号】「ここが聞きたい!名医にQ」で「子どもの発達障害」を放送
どんな番組かは見たことが無いので分かりませんが、とりあえずTV放送の情報です。


「ここが聞きたい!名医にQ」「子どもの発達障害」が放送されます。

 NHK教育テレビ

 6月5日(土)・12日(土)

 午後8:00?8:55

(※再放送 翌週(金)午後1:05?1:59)

 
 気になる子どもの行動 <発達障害2010年6月5日(土)>
 http://www.nhk.or.jp/kenko/drq/index2.html#theme2

 放送カレンダー
 http://www.nhk.or.jp/kenko/2001/schedule/index.html

【第323号】どうなるの?日本
昨日の、鳩山総理の辞任。

国民から見ると、「またですか!?」という感じで、驚きが無い。

4年間に4人の首相が代わるこの国。どうなっているのだろう?


結局は選挙のためなのですよね。国民のためではなく。選挙のため。

選挙に勝つため、手当てをばら撒き

選挙に勝つため、タレント議員を立て

選挙に勝つため、国民不在の約束を交わし

選挙に勝つため、パフォーマンス

選挙に勝つため、組織票を集める議案を通し

選挙に勝つため、辞任をし・・・・


国民のことを思い、何かしました?

国民の痛みを分からない、知らない人たちが、この国のリーダーになっている。

生まれた時から、一般の人の生活の苦しみや苦労を知らないで育った人が、

国民の気持ちなど、分かるはずがない。


それでも、想像力は働かせることはできるはずなのだが、どうやらそれもできないようだ。



幕末の志士たちが「日本」を変えるために動いていたのは、150年ほど前。

今は、自分のことしか見えなくなったリーダーが、この国では当たり前になりつつある。


そのこと自体に慣れてしまってきている自分にふと気付く。

慣れてはいけないのだ。恐いことである。

【第323号】新鮮な空間
昨日、会社帰りに「あおぞら共生会」の理事会・評議員会に出席してきた。

私は本年度も同社会福祉法人の評議員として参加している。


ここは、普段一般の会社員である自分にとって、様々なものを感じさせてくれる新鮮な空間だ。

自閉症児の親としてのキャリアは10年以上あるものの、
法人での仕事の話は毎回真新しく、ここでは“ひよっこ”同然の自分を感じる。

と同時に、諸先輩の方々から学ぶものは大きく、いつも「もっと勉強したい」と感じて帰るのである。



今年は、社会福祉士としてのアクションを起こすための準備を始めている私です。



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