続・父のひとりごと
自閉症児りょうまの父が語る、福祉関連中心のちょっとだけ真面目な「ひとりごと」
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【第561号】映画「ちづる」、ロングラン決定!
映画「ちづる」。
大ヒットにつきロングランが決定しました。

ポレポレ東中野での上映は下記の通りです。

☆12月2日までは現在のタイムテーブル
  11:00/13:00/15:00/17:00/19:00

☆12月3日から2週間、モーニング&レイトショー
  11:00/21:15
 
☆12月17日から年内
  12:40/14:40/16:40
☆年明け、1日1回上映で、まだまだ続く


※横浜ニューテアトルも12/16までの上映が決まっています。


すばらしい!

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【第555号】ドキュメンタリー映画『ちづる』が満足度ランキング首位に!
ぴあ映画生活「映画満足度ランキング」で映画「ちづる」が1位となりました!
(※10月28日、29日公開の映画・満足度ランキング)

おめでとうございます!素晴らしいです!

【2011/10/20付 毎日新聞より引用抜粋】

http://www.asahi.com/showbiz/pia/AUT201110310064.html


「ぴあ」調査による10月28日、29日公開の映画・満足度ランキングは、立教大学現代心理学部映像身体学科の赤崎正和が監督したドキュメンタリー『ちづる』がトップに輝いた。2位に三谷幸喜監督の新作『ステキな金縛り』が、3位に劇場版“プリキュア”シリーズ第11作目となる『映画 スイートプリキュア♪ とりもどせ!心がつなぐ奇跡のメロディ♪』が入った。

ぴあ映画生活「映画満足度ランキング」

1位の『ちづる』は、赤崎監督が自閉症をもった妹の千鶴と母親を1年間に渡って撮り続けた家族の記録。出口調査では「勇気のいる行動だと思う。一緒に生活している姿を写し、日常の会話やケンカの場面など、カメラを意識せず撮られていて興味深い」「作品を観て初めてわかったことがあった。一歩前に踏み出す勇気をもらった」「自閉症とその家族という私の知らない世界を知ることができた。学生が撮ったとは思えない作品で驚いた」「初めて出会う、知らない家族なのにとても愛おしく感じた。重いテーマのように感じるが、それを微塵も感じさせないユーモアもあり、幸福感に満ちていた」など、作品を観て感じたことを真剣に語る観客の姿が印象的だった。

2位の『ステキな金縛り』は、殺人事件を担当することになった弁護士(深津絵里)と落ち武者の幽霊(西田敏行)が繰り広げる騒動を描いた法廷サスペンスコメディ。アンケート調査では「死後の世界をあり得るものとして物語を進めていくスケールの大きさは三谷監督ならでは」「おもしろいのに泣ける。主役を務められる俳優を脇役に持ってくる演出など細部まで楽しめた」「幽霊と出会い成長していく弁護士の姿に感動。おもしろいのに“死”ということにも触れていて充実した作品」など、幅広い世代から高い満足度を獲得した。


なんと、三谷監督の『ステキな金縛り』を抑え1位。

これは、快挙ですね~!

現在、

東京のポレポレ東中野、横浜ニューテアトル、大阪の第七藝術劇場   にて公開中です。

また11月26日~北海道のシアターキノ、来年1月21日~福岡KBCシネマ、
公開日が未定ですが京都でも公開されるようです。

お近くの方は是非、足を運ばれてみてはいかがでしょうか?


ちづる 公式サイトは⇒こちら です。



余談ですが、カナリアイエローのRun4uのTシャツの後ろには、映画「ちづる」のロゴも入っています

↓さて、どこでしょう?捜してみてくださいね!(笑)

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【第552号】映画「ちづる」いよいよ10/29~公開!
映画「ちづる」が、いよいよ29日(土)から東京・横浜でロードショー公開されます。

■ポレポレ東中野 ☆11:00/13:00/15:00/17:00/19:00
■横浜ニューテアトル 11:00/12:35/☆14:10
 【初日のみ、☆の回終了後監督舞台挨拶あり!!】

公式サイトはこちら:http://chizuru-movie.com/(←予告篇も観ることができます) 
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          (ちづるのHPのTOP画面です)           

先ほど、映画「ちづる」の製作を手掛けられた、映画監督・立教大学映像身体学科特任教授である、池谷薫氏よりメールをいただきました。

以下、映画「ちづる」のプロデューサー、池谷薫氏からのメールの一部を抜粋し掲載させていただきます。


池谷です。

僕がプロデュースした映画「ちづる」が、いよいよ29日(土)から東京・横浜でロードショー公開されます。

「ちづる」は今春、立教大学映像身体学科を卒業した赤正和が、卒業制作として完成させたドキュメンタリーです。
自閉症と知的障害をもつ妹とその母を、監督である兄が1年に渡って撮り続けた家族の物語。
大学の卒業制作作品が全国の劇場で公開されること自体、極めて異例なことだと思います。

赤は自分のためにこの映画をつくりました。隠してきた妹の存在。そのために生じた友人とのコミュニケーションの欠落。
このままではいけない。そんな強い思いが引き金となって、覚悟を決めて妹と向き合い、家族の個性が光る、明るくてハートフルな作品に仕上げました。
赤はいま、この卒業制作が契機となって、都内の知的障害者の施設で働いています。

初日には「師弟トーク」と題して赤正和監督と僕がトークショーを行います。作品誕生の裏に何があったのか。本音でお話しさせていただきます。
(ポレポレ東中野:11:00の回終了後 横浜ニューテアトル:14:10の回終了後)

学生がつくった映画を学生の手で届けたい――さらに「ちづる」は、配給・宣伝といった映画公開におけるすべての業務を赤の後輩である現役の立教大生が担っています。
この夏、彼らは汗を流してチラシを配りまわり、新聞社や放送局に突撃をかけて宣伝活動を行いました。まったく大したやつらです!よき出会いが、きっと彼らを成長させるでしょう。

僕らの目標はロングラン!ひとりでも多くの人に「ちづる」を届けたいと思っています。
どうか皆さん、「ちづる」を観てください!! 

感謝を込めて



池谷 薫(いけや・かおる)


私は、8月にマスコミへの試写会にご招待いただき鑑賞しました。
その時の感想を、当ブログ“【第540号】映画「ちづる」を観て”で書かせて頂いております。
http://zokuchichi.blog120.fc2.com/blog-entry-513.html

大阪では12月3日~第七藝術劇場にて、来年1月21日~福岡KBCシネマ、公開日が未定ながら京都でも公開されるようです。

また、カナリアイエローのRun4uのTシャツにも、映画「ちづる」のロゴ使用のご承諾をいただいております。

たくさんの方々にご鑑賞頂きたい作品です。
ぜひ、お近くの劇場に足をお運びいただければと思います。

【第541号】でこぼこした発達の子どもたち
今回は、「でこぼこした発達の子どもたち」という本をご紹介します。

「でこぼこした発達の子どもたち」のサブタイトルには、
発達障害・感覚統合障害を理解し、長所を伸ばすサポートの方法と書かれています。
著者は、アメリカ人のキャロルストッククラノウィッツさんです。

感覚統合障害という言葉は一般にはあまりなじみがない言葉です。
この度、翻訳をご担当されました高松綾子さんからポッドキャスト週刊自閉症ニュースの方へ、メッセージを頂きましたので、当ブログでご紹介いたします。

「週刊自閉症ニュース」リスナーのみなさん、はじめまして。今回この番組でご紹介していただく「でこぼこした発達の子どもたち」の翻訳を担当しました高松綾子です。

この番組を聞いていらっしゃる方でしたら、大抵の方が「感覚統合」や「感覚統合療法」といった言葉を知っていたり聞いたことがあるかと思いますが、この本は、体が感じる「感覚」から受け取る情報処理が脳内で上手く働かないために日常生活に支障をきたす「感覚統合障害」と呼ばれる問題についての入門書です1998年にアメリカで書かれ、2006年に改訂版が出ました。

著者のキャロル・クラノウィッツさんは、長年保育園の先生として「知能的に大きな遅れがないにも関わらず、学習や行動に困難を抱える子供達」と数多く接することで、感覚統合障害についての理解を深め、現在はこの障害についての正しい知識や情報を普及するため、アメリカを中心に講演や出版活動に従事していらっしゃいます。

この感覚統合障害という問題は、実は幼い子供を中心に非常によくみられる問題であるにも関わらず、障害者教育や支援の先進国であるアメリカでさえも、十分に理解してもらえなかったり、間違って解釈されてしまったりで、障害を持つ子供達やその家族が困っているケースが未だ多いのが現状です。そういった中で、この本は、98年の発売時から現在に至るまで、アメリカでは「感覚統合障害についての必読書」として必ず挙げられる本のひとつとなっています。

私はアメリカ在住の日本人でして、実は私の子供がこの感覚統合障害を抱えています。今から5年ほど前のことですが、我が子の発達遅れや育てにくさの原因が分からず悩んでいたときに、いろんな人からこの本を読むように薦められました。そして本を読んで、感覚統合障害という問題の存在を初めて知り、自分の子供がこの問題を抱えていると分かったのです。分かりやすい言葉で、また保育園の先生の視点で書かれたこの本は、一般の母親にとっても非常に読みやすく、本を読み進めるにつれて、私は「あぁ、この子の問題は私の子育てが悪いからではなかったんだ」と肩の荷を少し降ろすことができました。また、今まで「親泣かせの困った子」としかみえなかった我が子が、実は人一倍頑張って困難に立ち向かっているということも知ったのでした。一冊の本が日々の生活や人生を変える、ということがありますが、私の場合、我が子の問題と前向きに付き合えるようになったのは、小児科の先生や専門家の助言ではなく、この本のおかげでした。

その後、インターネットなどを使って感覚統合障害について調べながら、日本では一般向けの書籍が少ないことに気づき、「感覚統合障害のことを日本の人達にも正しく知ってもらいたい」という思いもあって、この良書を日本で出版できないものかと考えたのです。そして日本の出版社さんへ話を持ちかけ、翻訳も担当させていただくことができました。日本語版の監修については、日本感覚統合学会会長の土田玲子先生からご指導を受けました。

土田先生がおっしゃるには、発達障害の多くは、今の段階では原因がはっきり分からず、まだまだ理解の途上にある症状なり問題であり、感覚統合障害という用語は、新たな障害でもなく、医学的診断として用いられる概念でもなく、「発達障害の子供に対する違った切り口での理解の方法」だということです。そして、そのうえで、この感覚統合障害を知ることにより、子供の行動の理由が見えてきて、理解につながる、ということが大切なんだというわけです。

日本ではまだあまり知られていない感覚統合障害ですが、この本が、かつての私と同じように悩んでいる親御さんの力になれたら、そして発達障害を抱える子供達やそのご家族にとって住みやすい社会になるよう少しでも貢献することができればと願っております。


高松さん、メッセージをありがとうございました。

早速私も、この本を拝読いたしました。
最初手にした時は、300ページを超える厚めの本でしたので、読むのに時間がかかると思いましたが、実際読み始めるとスラスラとページは進み、数時間であっという間に読み終えてしまいました。大変読みやすい本だと思います。
内容は、感覚統合の方の事例が随所に書かれているので、様々なパターンが存在することを知ることができます。と同時に、感覚統合障害を持つ当事者自身が、どう感じているのか、あらためて対応する側の理解の必要性を感じました。
巻末にある、専門家に相談する時に使える(園児・小学生の児童用)感覚統合発達チェックリストは、実際に親御さんがお子さんの状況をチェックするために使えますし、また客観的にお子さんの状況を知ることができると同時に、専門家への相談時の資料として役立つと思います。
いずれにせよ、専門家の方はもちろんですが、お子さんがまだ小さな当事者の親御さんには、こども自身がどう感じており、どんな感覚で困難を感じているのかを知るために大変役に立つと思います。

ご興味のある方はぜひお手に取られてはいかがでしょうか?
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「でこぼこした発達の子どもたち」
著者名:キャロル・ストック・クラノウィッツ・著/土田玲子・監訳/高松綾子・訳
判型:B5変判/並製/本体320頁/別冊24頁
発行日:2011年6月26日
ジャンル:教育・学参・子育て・保育シリーズ
税込価格:2520円(すばる舎)
http://www.subarusya.jp/book/9784883998982.html

【第540号】映画「ちづる」を観て
映画「ちづる」。

この映画は、立教大学映像身体学科を卒業する兄が、2歳年下の自閉症の妹を題材に卒業制作のドキュメント映画として作られた作品です。

まだ、ロードショー公開されていないこの作品ですが、週刊自閉症ニュースのポッドキャスターである僕は、試写会にご招待頂き、ありがたく公開前に観賞する運びとなりました。

東京、京橋にある京橋テアトル試写室。
試写開始までのわずかな時間、受付で頂いたパンフレットに目を通しました。

ん?僕はあることに気付きました。

「ちづる」さんって・・・もしかして、ちーちゃん!?

そう、主人公のちづるさんのことを僕は知っていたのです。
ちづるさんは、息子のりょうまの養護学校時代の先輩の“ちーちゃん”だったのです。
もちろんそのことは、この試写会のパンフを開くまで、全く知らない事実でした。
息子のりょうまより、確か4歳年上のちーちゃん。
僕の中で、養護学校で見かけたちーちゃんの姿は、強烈な印象として残っています。
いつ見ても、必ずスケッチブック(だと思う)を片手に持っていた、可愛らしい女の子でした。
映画のパンフレットの表紙のちーちゃんは、すっかり成人し、21歳の女性“ちづるさん”になっていました。
よく見ると小・中学生時代の面影が少し残っている気もします。

実は、HP「そよ風の手紙」は、2001年当時ちーちゃんのお母さんが管理人だったHP「ちづるのスケッチブック」の影響を受けています。(今はサイトは閉鎖されているようです)
一回だけですが、10年ぐらい前に、お母さんともメールのやり取りをした記憶があります。
そんなことを思い出しながら、しばらくすると映画が始まりました。

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映画はほとんど、監督である兄の赤正和氏のカメラワークで撮られていました。
妹のちずるさんを追った、ドキュメンタリー映画でした。
ちづるさんは、知的障がいを伴う自閉症で、19歳からのおそらく2年間ぐらいの時間を撮影したものと思われます。
この映画の主人公は確かに、タイトル通り “ちづるさん”です。
ただ、僕が自閉症児の父親であるからなのか、主人公は同時に母親の久美さんであり、さらに映画監督である正和さんでもあると感じました。
そして数年前に、交通事故で突然命を落とされた、ちづるさんの父親も主人公であると感じます。
つまり、この映画は赤家全員が主人公のドキュメンタリーといえるような気がしました。

映画なのでネタばれしない程度にしますが、
きれい事で無い、家族の姿が実にうまく映し出されていました。
これは、監督自身がこの作品の家族の一員だからこその映像であり、
ともすると、家族外の人であれば、きっとこういう映し方はしないだろうな・・・というような姿も映し出されていました。
また、監督自身が冷静に、思うがままの疑問を母親に対して、何度も投げかけています。
そこには“遠慮”という文字は無く、まさに家族ならではの脚色されないドキュメンタリーです。
親子のぶつかり合い。ちづるさんの将来に対する母親の本音。兄としての気持ち。
母親の表情の微妙な変化は、女優さんでも出せない心の奥底を感じることができます。
ちづるさん自身も、ありのままの姿を見せてくれています。
僕が特に印象的だったのは、外出中のシーン。
ちづるさんが道ですれ違った知らない若い女性を追いかけるシーンです。
そして、妹を追う兄。
その後どうなったかは映画で見てもらうとして、その後のちづるさんの“イタズラッ子な表情”には、ついつい笑ってしまいました。

この映画は何を伝えたかったのか。
きっと、最後まで観ればわかると思います。
自閉症児の父親としての感想は、この先まだまだ続いて行く赤家の姿を、何か我が家の姿と重ねて観てしまうような作品でした。


映画「ちづる」は、今年10月下旬よりロードショー公開が決定しています。

現在決定の映画館は、東中野の「ポレポレ東中野」、横浜の「横浜ニューテアトル」です。


お近くの方はぜひ、10月にロードショーをご覧ください。

映画「ちづる」の公式サイトはこちらです⇒http://chizuru-movie.com/

【第531号】大震災自閉っこ家族のサバイバル
本のご紹介No.27  
大震災自閉っこ家族のサバイバル


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【著 者】 高橋みかわ 編著
【出版社】 ぶどう社
【定 価】 1680円(税込)
【初 版】 2011年7月20日
【その他】
 
この本を読んで感じたこと 

3月11日。
あの日、被災地の真っ只中にいた自閉症児者ご本人そしてご家族の方たちはどうしていたのだろう。
仙台のきらママさんこと高橋みかわさんは、当ブログでも以前ご紹介しましたとおり、震災後のご家族の姿、そして友人たちの姿もブログで発信されていました。
その姿に、時にこちらの方が勇気づけられ、またなかなか知ることができない被災地での現状を知ることもできました。
同じ日本国内で、現実に今起きていること。みかわさんのブログにお邪魔するたびに、この今起きていることを風化させてはいけないと感じていました。
そして、震災後4カ月という異例の速さで、ぶどう社さんからこの「大震災 自閉っこ家族のサバイバル」という本が、みかわさんの編著で出され、早速購入。読ませていただいた次第です。

本の中には、大震災に遭った、自閉症児者の親御さん、支援学校の先生方が、どのように震災後の時間を過ごされたのか、また自閉症児者の当事者でもある彼らは、電気も水道も使えないいつもとは違う環境でどのように過ごしたのか、その体験談がギュッと詰まっています。
そして、大震災の中で、家族の絆、友人とのつながり、人々の温かさが伝わって来ます。

キラくんをはじめ、この本に出てくるいわゆる自閉っこたちが、自分たちなりにいつもの生活とは違うことをたぶん理解して落ち着いていたこと。そして、自閉っこたちが逞しいくらい『生きる力』を発揮していたこと。この事にも驚かされました。
体験談では、読んでいて何度も胸が詰まりそうになる箇所もたくさん出てきました。
関東に住んでいる私も、規模は違えどあの震災の時間を経験しているので、まるで目に見えるよう体験談がスッと入って来てます。
そして、みかわさんも書かれていますが、「ママたちは我が子のプロ」という言葉にうなずいています。

また、巻末に「もしもの時のための準備」という付録のページがあり、大変参考になります。
これを参考に、家庭で準備しておきたいと思います。

この本の印税や収益の一部は義捐金として寄付されるとのこと。
ぜひ皆さんもお手に取られてはいかがでしょうか。


大震災の記憶。
記録を取ること、体験談を伝えることの大切さを感じる1冊です。


                                            2011.7.29  りょうまの父 



なお、さらに詳しく知りたい方はぶどう社のHPをご覧くださいね。

【第449号】まさか!うちの子アスペルガー?
本のご紹介No.27  
まさか!うちの子アスペルガー?


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【著 者】 佐藤エリコ
【出版社】 合同出版
【定 価】 1400円+税
【初 版】 2011年4月15日
【その他】
 
この本を読んで感じたこと 

この本は、アメリカ人の父と日本人の母の間に生まれたM君が生まれてから13歳までの姿を描かれた、ご家族の成長記です。
M君はアスペルガー症候群と診断され、アメリカの学校に通いながら成長しています。
M君の診断とともに家族(特に著者である母親)が、ともに成長してゆく姿、
そして何よりもこの本の特徴として、各ページに4コママンガでM君のエピソードが描かれています。
そのイラストを描かれているのが、M君の母親である著者のイラストレーター佐藤エリコさん。
この絵がまた可愛らしいのです。
実際に第三者にイラストを頼んでいるわけではないので、自分の体験をそのまま絵に描かれているためなのか、母から見た息子のM君の姿に、ついつい読みながら微笑んでしまう場面も多かったです。
障がいの種別や程度は読者個々に違いますが、このような成長記は参考になる点を見つけ出すことができたり、自分とは違う体験から、大きなヒントが隠されていたりします。
私の場合、同書をとても楽しく読むことができたのと同時に、母親である著者が息子の障がいをより知りたいというところから、ABAセラピストとなって行くポジティブな姿に共感を覚えました。

全般として、スラスラと楽しく読むことができました。
肩の力を抜いて読むことができるおススメの1冊です。

ちなみに、著者のエリコさんのイラストの絵カードを息子のりょうまは現在使用しており、
また、私の現在のtwitterのアイコンは、エリコさんのデザインで、使わせてもらっております♪



                                            2011.4.22  りょうまの父 



なお、さらに詳しく知りたい方は合同出版のHPをご覧くださいね。

【第422号】重い自閉症のサポートブック
本のご紹介No.26  
重い自閉症のサポートブック


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【著 者】 高橋みかわ
【出版社】 ぶどう社
【定 価】 1680円(税込)
【初 版】 2011年2月1日
【その他】
 
この本を読んで感じたこと 

自閉症全般に関する本は、世の中にたくさん出ております。
しかし、タイトルに「重い自閉症」という言葉がある本を、あまり見かけた記憶がありません。
重い知的障害をともなう自閉症のお子さんを持つ親御さんにとって、実際に息子さんで実践されてきた先輩お母さんが書かれたこの本は、サポートブックを作るにあたり、大変参考になる1冊のように思います。
またサポートブック作りとは離れた部分でも、いわゆる重い自閉症の息子りょうまの父親である私には、読みながらうなずく箇所が多々ありました。

では少しだけ、本のさわりをご紹介いたします。

私の息子、きらは——重い知的障害をともなう自閉症です。
「真似っこする力」がほとんどないため、一般の子育てや療育の方法では、
なかなかうまくいきません。
そこで私は——息子をよく観察し、よく考え、さまざまな工夫をしながら、わが子に合った教え方を考え出しながら育ててきました。
この本では——常同行動、かんしゃく、パニック、笑い、自閉傾向サインなどについてのとらえ方やサポート方法、そして、トイレや歯みがき、コミュニケーションなど日々の生活に密着したサポート方法を、「サポートブック」を通してご紹介したいと思います。


著者の高橋みかわさんは、宮城県在住の自閉症の(きらくん)のお母さんです。
私はみかわ(きらママ)さんとは、2006年からインターネット上で交流があり、2年前には川崎で行われた「ようこそ自閉症ワールドへ」というイベント会場でお会いしました。
その懇親会でお話しした時、既に構想中のこの本のことをお聞きしており、今回このような形ででご紹介できることを大変嬉しく思います。

本のキャッチフレーズは、まさにそのままで、
困ったときの解決法を、わかりやすく紹介されており、またマンガ入りで、スッキリ読める同書です。


                                            2011.2.13  りょうまの父 



なお、さらに詳しく知りたい方はぶどう社のHPをご覧くださいね。

【第376号】あの夜、君が泣いたわけ
本のご紹介No.24  
あの夜、君が泣いたわけ


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【著 者】 野沢和弘
【出版社】 中央法規出版
【定 価】 1890円(税込)
【初 版】 2010年9月30日
【その他】
 
この本を読んで感じたこと 

書店で手にしたこの本を、早速購入し読みました。

まず、私は個人的に、野沢さんの文章が大好きです。
野沢さんの人間味あふれる文章、自閉症者の父としての、ごく普通の父親の感情がありのままに綴られています。
毎日新聞で連載中のコラム“ネコのあくび”同様、この本に書かれている様々なエピソードも、エッセイとしてサラッと読めるのですが、読み終えた後、何だか胸の中を残響が響き渡るのです。
それは、私自身が自閉症児の父だからということもありますが、きっとそうでない人にも、何か響くものがあると感じています。
私は特に第1章を読むとついつい上を向いてしまいます。
特に「雨の日には」が、胸に響きます。
自閉症に限らず、様々な障がい者との関わりの中から、野沢さんが気付かれたことも書かれており、この本を読まなければ気付けなかったことを、沢山知ることができました。

是非、みなさんも書店でお手に取られてみてはいかがでしょうか。

ちなみに、私は野沢さんとは1年ほど前、名刺交換しているのですが、覚えてないでしょうね、きっと・・・(笑)。


                                            2010.11.02  りょうまの父 



なお、さらに詳しく知りたい方は中央法規出版のHPをご覧くださいね。

【第372号】続・自閉症の僕が跳びはねる理由
本のご紹介No.23  
続・自閉症の僕が跳びはねる理由


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【著 者】 東田直樹
【出版社】 エスコアール
【定 価】 1680円(税込)
【初 版】 2010年10月10日
【その他】
 
この本を読んで感じたこと 

高校3年生の東田直樹さんの新刊著書、続・自閉症児の僕が飛び跳ねる理由。
直樹さんは重度の知的障害を伴う自閉症です。
以前もご紹介したことがありますが、文字盤やパソコンを使いご自身の気持ちを、自ら表現されています。
実際に私は直樹さんにお会いしたことがありますが、文字盤を使い自らの気持ちを言葉にされた姿を目の前で見た時は、目から鱗でした。まさに百聞は一見に如かずです。
今回の著書も、前回の著書同様、重度の知的障害を併せもつ自閉症児者の気持ちを代弁してくれるものであり、とても貴重な発信であり、当事者がどんな気持ちであるのかを知ることができるので、大変参考になる1冊です。

専門家が理論上でどんな話しをしても、当事者の方の生の声にはかなわないのです。


                      2010.10.25  りょうま父 

なお、さらに詳しく知りたい方はエスコアールのHPをご覧くださいね。

【第326号】光とともに・・・15巻。
光とともに・・・15巻(最終巻?)が本屋さんに並んでいます。

昨日購入しました。

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戸部けいこさん、あらためてありがとうございました。

まだ読んでいませんが、ゆっくりと読ませていただきます。

【第239号】ビッグイシューが手に入りました
先日ご紹介した、11月1日発売のビッグイシュー130号が手に入りました。

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ホームレスの方が販売するこの雑誌。
素晴らしいシステムであると思います。

さて、内容はやはり東田直樹さんの文章が印象的ですね。
当事者の心を代弁してもらっているの気がして、親である私にはとても響きます。
いつものことですが、驚きを感じて読ませて頂きました。

東田直樹さんはエスコアールから本を何冊か出されています。

久しぶりに読んでみようかな。。。
【第238号】そだちの科学 特集:おとなの発達障害
そだちの科学 13号  日本評論社(発刊日:2009.10.31 税込 1,500円)という雑誌。

今回は、おとなの発達障害という特集が組まれている。

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内容紹介
自閉症、アスペルガー障害、ADHD、LDなどの発達障害が見すごされたまま成人し、不適応に悩む人たちに対する診断と支援を考える。
滝川一廣・小林隆児・杉山登志郎・青木省三

目次

●特集によせて──

I=おとなの発達障害をどうとらえるか

  成人の発達障害―発達障害と精神医学 杉山登志郎
  発達のおくれとおとなになること 滝川一廣
  乳幼児期の関係障碍とおとなの発達障碍―甘えのアンビバレンスに着目して 小林隆児
  成人期の自閉症スペクトラム―診断と鑑別診断 内山登紀夫
  難治例に潜む発達障害 三好 輝
  成人後の発達障害診断にまつわる困ったことと大事なこと 宮川香織

II=おとなの発達障害と臨床

  広汎性発達障害と脳科学 加藤元一郎
  統合失調症と広汎性発達障害 鷲田健二・青木省三
  気分障害と発達障害 山下 洋
  ボーダーラインと発達障害 和迩健太・青木省三
  ひきこもりと広汎性発達障碍―関係障碍に対する関係発達支援の実際 小林隆児
  成人の発達障害とデイケア 大村 豊
  「わたしは発達障害?」と来院する人たち 山登敬之

III=おとなの発達障害とともに

  天才にみる発達障害―視覚優位と聴覚優位 岡  南
  成人になったLDからみたLD教育の在り方 上野一彦
  おとなのADHD 岩坂英巳
  女性とADHD 高山恵子
  大学生と発達障害 高石浩一
  発達障害と就職の現実 小川 浩
  時代文化と発達障害 青木省三

IV=おとなの発達障害をめぐって

  おとなの発達障害専門外来を開いて 加藤進昌
  「子ども・若者育成支援推進法」がめざすもの 福島 豊
  「非行と広汎性発達障害」その後 藤川洋子
  発達障害の諸系譜 中根 晃
  「ほどよい育て」の大切さ 村瀬嘉代子
  生涯にわたっての発達障害 村田豊久
  成人期における診断と就労支援の課題 山崎晃資


詳しくは⇒こちら http://www.nippyo.co.jp/magazine/5179.html
【第232号】えっくんと自閉症 ABAアメリカ早期療育の記録
本のご紹介No.22  

えっくんと自閉症 ABAアメリカ早期療育の記録


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【著 者】 末吉景子
【出版社】 グラフ社
【定 価】 1365円(税込)
【初 版】 2009年11月5日
【その他】 

この本を読んで感じたこと 

著者のご長男、えっくんの名前はエド―ワードくん。現在11歳の男の子です。
彼は、自閉症です。
その彼を取り巻く、母親そして家族の愛情。誰もが通るドン底。
そして、著者はえっくんのために家族とアメリカにわたります。
それは、ABA療育という、受けさせるための選択でした。
ABAとは、応用行動分析の略称で、別名行動療法とも呼ばれています。
わたしは、ABAの名前は聞いたことがありましたが、その内容は詳しく知りませんでした。
この本は、そんなABA療育を根気強くえっくんに実践てゆく中で、
えっくんが徐々に様々なものを獲得してゆく姿も書かれています。
そして、難しい専門書とは違い、何よりもわかりやすいです。
特に自閉症と診断されて間もない、ご家族にには特にオススメです!
時にクスッ笑ってしまったり、ときにグッと来たり、
母親である著者の手記としても、たいへん元気が出る本です。


                                          2009.11.3  りょうま父 

なお、さらに詳しく知りたい方は、AMAZONのHPをご覧くださいね。

【第187号】絵本「本当にあった話だよ」
白梅学園大学(東京)の学生が中心となり作成した、障害理解を進める絵本「本当にあった話だよ」を、ポッドキャストリスナーのむーんらいずさんから頂きました。

むーんらいずさん、ありがとうございました。

この本は、週刊自閉症ニュース第100号(音声ポッドキャスト)で、ご紹介させていただいております。

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↓ こちらは、8月8日の読売新聞のニュース記事です。
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/kyousei_news/20090808-OYT8T00301.htm

【第17号】おさんぽいってもいいよぉ?(自閉症児ヒロキと歩んだ十五年)
本のご紹介No.21  

おさんぽいってもいいよぉ?(自閉症児ヒロキと歩んだ十五年)


      
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【著 者】 山下久仁明
【出版社】 ぶどう社
【定 価】 1365円(税込)
【初 版】 2008年4月1日
【その他】 

この本を読んで感じたこと 

読みました。

本の内容は、今回はここであれやこれや語るのを止めます。
私がここで何を言っても、それは軽くなってしまうからです。

読み終わった後の感想を一つだけ。

映画「ぼくはうみがみたくなりました」の映画化を、今まで以上にサポートしたい気持ちでいっぱいになりました。

それは、この映画の存在を、まだ知らない人たちに教えることでもいい。
それが第一歩だと思います。
まだ映画制作のための募金をされていない方は、可能であれば募金をお願いしたいのです。
ぼくうみ制作実行委員会のページはこちらです→http://homepage2.nifty.com/bokuumi/


最後に一言。

山下さん、ずっと自閉症児者の親の仲間です。

これからも。

                                          2008.4.30  りょうま父 

なお、さらに詳しく知りたい方は、

ぶどう社のHPhttp://www.budousha.co.jp/booklist/book/osannpo.htmをご覧くださいね。

【第8号】ヒロキ君の本、注文済みです。
山下久仁明さんが、ぼくうみ映画化の前に、長男のヒロキ君との15年を綴った書籍を出されました。

タイトルは、

 おさんぽいってもいいよぉ?  ?自閉症児ヒロキと歩んだ十五年?
                                         (ぶどう社刊 定価1365円(税込み))


                   hiroki150.jpg

                                                       です。

もちろん、私は注文済みです。

詳しくは山下さんのブログおさんぽいってもいいよぉ。(^-^)をお訪ねくださいね。

購入ご希望の方は、そちらからも注文可能です。

本は近々届くと思うので、読み終わったら、また感想を書かせていただきますね。


【第7号】光とともに・・・?―自閉症児を抱えて―
本のご紹介No.7  

光とともに・・・?―自閉症児を抱えて―



光とともに12


【著 者】 戸部けいこ
【出版社】 秋田書店
【定 価】 798円(税込)
【初 版】 2007年12月30日
【その他】 コミック

この本を読んで感じたこと(?巻) 

12巻を読みました。

息子のりょうまと光君はちょうど年齢的にも同じ時間をたどっています。
光君のほうがより沢山のことができますが、なんだか似ているんですよね。

さて、中学生になった光君。とても落ち着きましたね。
光君の姿は、幼少の頃とはくらべものにならないほどその行動に成長が見られます。
自閉症の小さなお子さんを持つ親御さんが12号だけ読んだとしたら、きっと光君の落ち着きは、うちの子とは違うんだ・・・なんて思われてしまうかもしれません。
でもこれは私の経験だけですが、小学高学年ころから確実に徐々に落ち着いてきます。
(息子のりょうまも幼少期と比べると全く別人のようにさえ感じています。)

それにしても、戸部けいこさんはよく取材をされていると感心してしまします。
今回個人的に気になったのは、中盤から後半にかけて出てくるイヤーマフです。
聴覚過敏に対し有効かもしれませんね。一度体験してみたいです。

花音ちゃんとの兄妹の関係もうまく描かれています。
また、お母さんの幸子さん自身の成長ぶりがわかります。
でも祖母は相変わらず…という感じです。(でもこれが現実でしょう)

また成長してゆく、光君の周りの友達。また花音ちゃんの同級生で入院中の一樹君。
みな、何かしら悩みを抱えて生きてゆく姿の描写は、単なる自閉症のコミックではないところです。

とくに劇的な動きがあったわけではない12巻でしたが、静かに流れる話の中でも、様々なことを感じさせてもらいました。


当コーナーでは、13巻以降も順次、発売次第ご紹介してゆく予定です。

                                          2008.4.2  りょうま父 

なお、さらに詳しく知りたい方は、

秋田書店のHPhttp://www.akitashoten.co.jp/index2.htmlをご覧くださいね。

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